ダウン症に対するオーダーメイドインソール

今月は訳あって・・・
全然ブログの更新ができてませんね。

サボって・・なんかないですからね（笑）

そんな言い訳からスタートする今回のご紹介は

・・・長文です。
読むの長く感じても、途中でやめんといてくださいね（笑）

更新できなかった分、熱い想いを語ろうと思います！！

成長に合わせて毎回インソールをご依頼していただくダウン症のYくん。

彼とは長い付き合いになりますが、
ここ最近の成長が著しく、靴の履き替えのタイミングもどんどん早くなってきました。

一般的にあまり知られていませんが、
ダウン症の方の足って、ある特徴的な共通点がいくつかあります。

その一つは
外反扁平足の割合が非常に多いんです。

その外反扁平足。
ただの扁平足ではなく、

「外反足＋扁平足→→→外反扁平足」

という感じで、外反足を伴います。

外反足とは、
後ろから足を見ると踵が外側に変位して
カタカナの「ハ」の字のようになっている状態を指します。

また、ダウン症の特徴として身体の成長と筋力が一致しにくく、
体重は増えるけど筋力が増えない・・・といったバランスの不均衡が起こりやすいです。

それにより体重をうまく支えられず、
アーチがつぶれやすかったり、踵が変形したり・・・

と、こういったことが外反扁平足の起因にもなります。

そしてそのまま進行すると
「外反母趾」を併発してしまいます。

つまり、
知らずといえどそのまま経過すると非常に厄介なんです。

もちろん他にも特徴がありますがここでは割愛しますね。

そんな症状の進行を少しでも改善すべく
「外履き」と「上履き」でオーダーメイドインソール対応をしています。

特に大事なのは上履き。

子どもの使用時間1位のシューズは上履きですからね。

↓こちらは新しく新調した外履き。

それぞれ履いてもらい、歩行状態のクセを確認。

靴が変われば動きも変わります。
靴の機能性は人間の性格と同じようにバラバラですからね。

これらの中敷きを取り出し、その裏を加工していきます。

歩きのクセはアシンメトリーなので左右が違うのも当然ですが、

履き物が変わればインソールの形や高さも変わります。

でも出したい動きは同じ。

知れば知るほど奥深い世界なんです。
まぁほぼほぼ共感されにくいですが（笑）

細かく見るとこんな感じに。

こういった角度がまたミソなもんで。

踵がまっすぐ踏み出せるよう細工してます。

作り出すのも簡単そうで結構技術がいる作業なんです。

そしてある程度完成したらまずは2週間履いていただきます。

その後、調整・仕上げといった流れに。

↓　2週間後の上履き調整後

↓　2週間後の外履き調整後

そして経過良好であれば最後に仕上げます。

Yくんは感覚などを上手に伝えることが少し難しいので

ご両親のご協力のもと経過を追っていくことが大切ですね！

例え想いを伝えるのが難しくても、

靴は正直者だから靴底の削れ具合などで教えてくれるのでご心配なく！

まずは知ることから始まります。

心当たりのある方はすぐに足をチェックしてみましょう！

全国どこからでも構いません。

分からないこと、不安なことは遠慮なくフィルフィートにご相談くださいね！

いろいろアドバイスできることもありますので♪

最後までご拝読いただきありがとうございます！

宗像市を拠点とし福岡県内を中心に活動する
足の専門家「フィルフィート」

外反母趾・内反小趾・タコ・ウオノメ
扁平足・凹足・開帳足・浮指・O脚・X脚
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子どもの成長・スポーツ障害などでお困りでしたらお気軽にご相談下さい！

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を中心に専門的な視点からアプローチし、
根本的な解決を目指します。