あまり知られていない正しい靴選び。
「靴の選び方がわからない」
「どんな靴を買ったらいいの?」
そんなお声に応えるため、一般の方でもチェックできる基本的なポイントを紹介します💡
子供の靴から大人の靴まで共通してますので、ぜひ靴選びの参考にしてください。
※ただし、サイズが合っていることが前提です。
①かかとに芯(カウンター)があるもの
まずは靴のかかとを触って、硬いものがあるかどうかを確認しましょう!
このカウンターは非常に重要な役割を担っており、かかとをしっかり包み込むことで着地時の不必要な動きを制限し、安定した動作が得られます。
なのでかかとを踏む行為はご法度です!!

靴作りにおけるカウンター

カウンターの挿入イメージ
②理想はひも靴。できるだけ調節具がついているものを。
靴ひもを締める大きなメリットは2つ。
①足の前滑りを防ぎ、フィット感を高める
②足の指が開きやすくなり、指先が使いやすくなる
①は体感的に理解しやすいと思います。
②はなぜ?と思う方もいらっしゃると思うので詳しく説明します。
ひもを締める効果として期待できる作用がこちら。

荷重位の足
体重が乗ると足は広がります。

非荷重位の足
足が浮くと足は細くなります。外反母趾の角度も変わります。

中足骨部を締めた状態
足を締めると指が開き、指先が使いやすい環境になります。
このように外反母趾の強い傾向の方でも適切にひもを締めることでこのような効果が期待できます。
ただしひもを締める際、必ずかかとに合わせてひもを締めてください。調節具がマジックテープなどの場合も同じです。
③靴の曲がる位置が適切かどうか
靴を両端から押します。この曲がる位置が足指の曲がる位置と一致すれば効率よく歩くことができます。
ふにゃふにゃ柔らかすぎる靴底、曲がらない靴底などにはご注意ください。
この3つのポイントを満たすだけでより歩きやすくなりますので、ぜひチェックしてみてください。
※用途によってはその限りではございませんのでご理解ください。
その他わからないことがあればご遠慮なくフィルフィートへご相談を。