これから綴るのは私のひとりごとです。
ほとんどが文章なのでお時間の許す方のみご覧ください(笑)
フィルフィートが誕生して2月で1年が過ぎ・・・
今まで本当に多くの方との出会いがありました。
もちろん別れも。
でもこうしていられるのも周りの皆さんが手を差し伸べ助けてくれたおかげです。
「自分の力を試してみたい!」
「夢を叶えたい!」
「今しかない!」
そう思って未知の世界に飛び出した1年前。
やる気に満ち溢れ、根拠のない自信を片手に挑んだ1年前。
でも理想と現実のギャップに面食らい、自分の甘さが露呈した1年間。
右も左も分からないことだらけで何度も何度も心が折れそうになりました。
今まで一緒に苦楽を共にした仲間はそばにいません。
常に「孤独」と「不安」という存在と戦う毎日。
時には「経営ってのは言い訳が通じない世界だぞ!!」と厳しく激励されたこともありました。
「何やってんだろう・・・」
いつしか自信を無くしてしまったことも少なくありませんでした。
それでも前を向き続けられるのは家族であり知人や友人、そしてお客さまなど私に関わるみなさんがいてくれるからです。
晴れた日の朝。
1本の電話がかかってきました。
それは室内履きに引き続き、2足目となる新しい外靴にオーダーメイドインソールを作製した高齢のお客さまから。
「先日作ってもらった靴なんだけど・・・」
何か不具合でもあったかな?と思うと、
「もうあんなにしっくりきた靴は初めて!こんなに履きやすくて本当に嬉しくて電話しました!・・・」
飾りのないストレートなお言葉をいただき、私の心は洗われるような感覚でした。
実はこの方、在宅生活が主で足も悪く、外出の頻度もほとんどありません。
なのでまずは室内動作を確立するために室内履きをご提案し、その靴にインソールを作製していたのですが、
この方の1番の希望は
「また外を歩けるようになりたい」
だったんです。
だからこそ想いが叶った喜びのご報告をいただき、朝早くから私の心も快晴に。
どちらかというと嬉しかったのは私のほうかもしれませんね(笑)
その他にも、
「うちの親父があんなにウキウキとしているところを初めて見たよ」
「足に異常を感じることなくフルマラソンが走れた!」
「こどもが痛いって言わなくなったー!」
など多くの方から喜びのご連絡をいただけます。
その1つ1つどれもが私にとって大切な言葉であり、元気のもとになっています。
私のやり甲斐はまさにこれです。
だからこそ折れずに何度でも立ち上がれます。
私はやっぱり「人が感動するインソール」を作りたい。
そんな気持ちを改めて感じる今日この頃。
今の自分に何ができるか。
未来の自分はどうなっているのか。
なにもかも「答えは自分にある」ってことですね。
これからもその「答え」を探しにもがき楽しみながら前へ進みます。
最後まで拝読していただいたみなさま、長文お付き合いいただきありがとうございました。