上靴の重要性。子どもが1番使用する靴とは？

いきなりではありますが、
「子どものインソールを～」という
お問い合わせをよくいただきます。

多くの場合、
足に何らかのトラブルや気になる癖があって、
外靴を想定してご相談をいただきます。

なので、
私は同時に「上靴の重要性」も必ずお話します。

以前のブログ記事でも度々お伝えしておりますが

多くの子どもが1日のうちで1番長く履く靴は上靴だからです。

インソールをするしないに関わらず、成長にも直結するので

上靴はケチってはいけませんよ！！（笑）

もちろんインソールを作製する場合、

いい上靴に作製したほうがより効果的ですからね！

当然外靴にインソールを作製するのも大切なことなので
より結果を求めるなら外靴＋上靴の環境を整えることが理想です。

今回ご紹介するのは

発達が少しゆっくりな小学2年生のｈちゃんのケース。

病院で扁平足などの指摘を受け足部環境の改善のためご相談がありました。

実際にサイズ計測やフットプリントなどから外反扁平足の傾向が強く、

このようになる背景までしっかり説明させていただくととても納得していただけました。

もともとご両親の足に対する意識が高いこともあり、

上靴の重要性をさらに説明させていただくとすぐに取り組んでいただける運びとなりました。

まずは外靴。

機能性もサイズ感も非常に良い選択をされていたので

お持ちのシューズにオーダーメイドインソールを作製しました。

本当はもっと攻めたかったのですが

欲張らずにあえてここまで。

というのも「感覚過敏」などを考慮しているからです。

そしてこれを約2週間使用していただき、

その間にオススメした上靴をご用意していただきました。

なので次は外靴の調整と上靴のインソール作製を。

↑外靴の調整・仕上げ。
経過は問題なく、ｈちゃんも「歩きやすい！」と
ルンルンで答えてくれました♪

↑こちらが上靴に対するオーダーメイドインソール。

外靴でインソールの環境に問題なく慣れていたので

こちらは初回から攻めてます！！

それからまた約２週間。

上靴の経過を見ていくと、浮き趾傾向だった薬指や小指も

しっかり汚れるようになってました！

（※足指が使えてるからちゃんと汚れているという意味です笑）

そんな情報や歩きを再確認した後に
調整・仕上げしたインソールがこちら

このように外靴や上靴の環境を変えることで

ｈちゃんの意識も変化したようで、

教えた履き方を毎日意識して履いてくれるようになってました。

子どもから
「ここが良かった」「あれが痛かった」など

上手に伝えることができないなか、

日々の生活や運動会における走りや動きを見て

ご両親もｈちゃんの違いを実感してしただき、

本当に喜んでいただけました。

…仕事冥利に尽きますね。

最後は私も運動会のかけっこの様子を見させていただき

一生懸命走る姿に何だか目頭があつくなりました（笑）

子どもの時期は足にとっても大切な時期です。

靴選び一つで良くも悪くもなってしまう可能性があるので

毎日履く靴にはいい靴を選んであげてくださいね！！

分からないことは遠慮なくフィルフィートにご相談下さい♪

宗像市を拠点とし福岡県内を中心に活動する
足の専門家「フィルフィート」

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根本的な解決を目指します。